12.「中国の死者の口に玉を含ませる 習俗の研究」
一九九四年以来、私は死者の口に貨幣を含ませる習俗について、前後して『同社大学考古学シリーズ』・『考古学与文物』・『考古学報』という雑誌で四本の論考を発表した。この問題を研究する過程中では、この習俗は中国で生まれ流行した習俗ばかりでなく、死者の口に玉とほかの物を含ませる習俗とも密接な関係があったと思っている。分期を分けるならば、少なくとも(一)新石器時代−葬玉段階、(二)殷周時代−礼玉時代、(三)秦漢時代−衣玉段階・(四)三国〜隋唐時代−終末段階という四期に分けることができると考えている。
|