| 日時 |
| 金曜日・8回 |
| 14:40〜16:10 |
| 10/7〜12/2 |
| 開催日 | 内容 | 講師 | 概要 | |
| 10月7日 | 循環体系としての環日本海域 | 小泉格 | 北海道大学名誉教授 | ◎ |
| 10月14日 | 環日本海の森から見た21世紀 | 渋澤寿一 | NPO法人樹木・循環ネットワーク協会専務理事 | ◎ →詳細 |
| 10月28日 | 雪氷学から見た環日本海水循環 | 川田邦夫 | 富山大学極東地域研究センター教授 | ◎ |
| 11月4日 | 環日本海の棚田 | 中島峰広 | 早稲田大学名誉教授 | ◎ |
| 11月11日 | 環日本海地域の循環・共生 | 多賀秀敏 | 早稲田大学社会科学総合学術院教授 | ◎ |
| 11月18日 | 日本海の持続性を黒部川流域から考える | 水嶋一雄 | 日本大学教授 | ◎ |
| 11月25日 | 循環景観としての散居村 | 新居千秋 | 叶V居千秋都市建築設計代表 武蔵工業大学工学部建築学科客員教授 | ◎ |
| 12月2日 | 氷見のブリ漁にみる海と陸の循環システム | 小境卓治 | 氷見市立博物館館長補佐 | ◎ |
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※使用テキスト「日本海学の新世紀 第三集 〜循環する海と森」は本講座のテキストとして、開講時にエクステンションセンター本館2階で販売いたします。 なお、第一集〜第五集の各本とも早稲田大学生協ブックセンターおよび全国の有名書店でお買い求めいただけます。 ※受講にあたっては、受講料などが必要となります。 詳しくは、 早稲田大学エクステンションセンター(03-3208-2248) までお問い合わせください。 |
| 月日 内容 | 概要 |
| 10月7日 循環体系としての環日本海海域 | 日本海に流入する対馬暖流は、海の生態系のみならす陸域の植生にも大きな影響をもたらし、環日本海域の自然環境ならびに人びとの生活や文明の形成に大きくかかわってきた。対馬暖流の勢いは太陽黒点やオーロラとして発現する太陽活動の影響を絶えず受けてきたが、このことを新たに採取した日本海の海底堆積物を分析して得た研究成果から解き明かす。 |
| 10月14日 環日本海の森から見た21世紀 | 環日本海の森には3万年以上続く人々の生活がみられる。日本人は森を利用し、生き物と共存して暮らしてきた。森はすべてを与えてくれた。耕地の狭い日本で人々が暮らせたのは、豊かな森の生産力と、最大限にそれを引き出す知恵の集積があったからに他ならない。「持続可能な社会」の実像を、森に生きた人々の姿から探る。 |
| 10月28日 雪氷学から見た環日本海水循環 | 日本海を主な水蒸気源とした降雪の蓄積が地球の寒冷期に氷河を形成し、間氷期にあたる現在の気候下で消失した。地球規模の気候変動と連動する南極水床等の雲水の役割、日本海側地域の降雪機構を考えつつ環日本海地域の雲水の動向を探る。また立山山岳地の積雪観測の実態から積雪が環境に及ばす影響等について考える。 |
| 11月4日 環日本海の棚田 | 環日本海にみられる「海辺の棚田」、「雪国の棚田」、「鉄穴流しによる棚田」などを紹介。何故「海辺の棚田」は太平洋側になく、日本海側に集中するのか、雪国頚城地方の棚田は晩秋から貯水を始めるのは何故かなどを考える。 |
| 11月11日 環日本海地域の循環・共生 | 準閉鎖水域という観点から、日本海と条件が似ているバルト海とを比較して、互いの地域の国境を越える活動に焦点を合わせて紹介します。特に分野は、環境保全を巡る国際協力の現状にしぼってお話しさせていただきます。 |
| 11月18日 日本海の持続性を黒部川流域から考える | 閉鎖性海域で多様な自然環境を持つ日本海は、豊かな漁業資源と沿岸地域間の活発な交流から、地域の歴史と文化の構築に大きな役割を果たした。ただ、現状を注視すると近年、漁業資源の枯渇、水質の悪化など自然環境は急速に変化し、持続性が危惧される。今回は持続性には陸地で生活する人々の諸活動の再検討が必要であるという視点で報告する。 |
| 11月25日 循環景観としての散居村 | 日本がいまだ経済至上主義を続けている中、世界の先進国は1960年代から環境主義の国づくりに転換してきている。砺波のエコミュージアム作り、日本海学設立、富山景観条例づくりの経験を通して、日本を環境主義に導き、失われた風景を取り戻すためにどのような活動をしていくべきかを、地球環境―日本海―日本という視点でお話をしたい。 |
| 12月2日 氷見のブリ漁にみる海と陸の循環システム | 氷見沖を中心とする富山湾の台網(定置網)の歴史とその漁撈の実際を文献史料や民俗事例を通して概観する。なかでも藁縄でつくられた藁網や網錘りに用いる藁俵のほか、杉材の網浮きロクハンや網染め用の柿渋など、身近にしかも継続的供給が可能な素材を巧みに使って長く網漁を営んできた実例を取り上げ、自然と人々の暮らしの有り様を考察したい。 |
(Jun.9,2005.)
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