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要旨 経済開発の初期段階では、官主導の経済開発が進められることが多い。しかし、効率的な生産体制として、競争市場における民間企業による生産活動への移行が図られる。中国においてもこの方式の導入により、始めて飛躍的な経済成長が実現してきている。 また、これまで、専ら規模のメリットを追求した大規模な組織の形成が図られてきた。しかし、情報技術の進展による多様な取引費用(トランザクション・コスト)の著しい低下があり、むしろ小規模な組織で、個々の事業毎に弾力的に組織を形成する方が効果的とされる分野が増え、これまでの企業のあり方が大きく変わりつつある。 各国は、それぞれの現存の産業組織をいかに新しい組織へと改変していくか、一斉に競っている状況にあるといえよう。 |
発展途上国が経済開発を進めるには、いくつかの方法があるだろうが、東アジア、東南アジア諸国では、官主導型でスタートしそれなりに成功してきている国が多い。
農村・都市の総就業者数の推移
都市就業者数の動向
農村就業者数の動向
1990年代後半の変化
失業・一時帰休の推移(都市)
一時帰休者発生のピークは、東南アジア金融危機と重なっている。
ちなみに、省市区別の実質失業率(都市登録失業率と一時帰休者率の和)を見ると、東北3省を始めとして、かつて国有企業の立地が大きかった地域の率が著しく高くなっている。
郷鎮企業の動向(農村)
韓日比較
韓国の変化
IMF危機からの回復過程において、300人以上の大規模事業所の従業者数は大きく減少している。(Oct.08,2002.追記)
日本の変化
統計的には、新設あるいは従業者数の増加する事業所と廃止あるいは従業者数の減少する事業所、さらには事業所規模の区分が移動する事業所が混ざり合った結果であり、実際の動向を単純に判断することはできない。|
参考文献等 野口悠紀雄著「日本経済企業からの改革−−大組織から小組織へ−−」日本経済新聞社 2002年7月 富山国際大学地域学部地域研究交流センター研究チーム著「韓国におけるベンチャービジネス・創業支援の現状と富山県産業との交流・連携の可能性」とやま経済月報2002年7〜10月号 情報源 |
(Jul.26,2002.Orig.)