|
趣旨 経済開発の検討の中では捉え難いが、地域社会、国際社会を破局に招く可能性がある、重要な課題がある。 今後21世紀の早い時期に、水資源問題、食糧問題、エネルギー問題、さらには地球温暖化を含む環境問題等が、地域の課題として、一層明確になってこよう。 その影響・厳しさは、国・地域毎によって差が大きい。しかし、例え日本であっても、直接的・間接的に重要な課題として浮かんでくることは間違いない。 地域・世界の破局を招くと考えられるこれらの課題については、それぞれ十分に見通しておく必要があろう。 これらは、地球全体の問題でもあるが、地域なりに共同して対処していく課題でもある。 |
|
要約 現在、世界に、深刻な水不足に陥っている5億人程度の人、新鮮な水を入手できない10億人を超える人がいる。今後、人口増加と都市集中、さらに異常気象等の影響によって、水不足に苦しむ人は、著しく増加すると予想されている。 水は、一般に運搬困難であり、また地域毎の固有の事情があり、地域毎で解決していかざるを得ない。しかし、水不足の多くの地域は、貧困地域であり自立的な解決が困難な側面を持っている。 東アジアでは、中国華北での水不足が厳しく、砂漠化とともに重大な課題となっている。 |
水不足
水の賦存量については、地域によって大きく異なる。
経済開発の過程で起こっている、人口増加、都市化等による汚染、農業開発による大量使用等が原因となる。
東アジア地域では、中国北部が地域的に深刻な水不足に面している。特に、黄河については、下流での断流が年々厳しくなっており、困難な課題として浮かんできている。(May.10,2002.Add.)
| 砂あらし (沙塵暴;シェーチャンパオ) 発生回数 | |
| 1950s | 5 |
| 1960 | 8 |
| 1970s | 13 |
| 1980s | 14 |
| 1990s | 23 |
| 2000(1年間) | 12 |
| 2001(報道時点まで) | 6 |
|
参考文献 The World Bank "China;Air, Land, and Water"--environmental priorities for a new millennium-- Aug.09,2001 情報源 Earth Policy Institute World Water Oreganization |
(Apr.19.-01.)