FAO(国連食糧農業機関)の2030年への見通しによれば、世界での食糧不足への懸念は、土地・水の欠乏等からでなく、人口の増加からきているものとしている。その上で、人口の増加はまだ大きいもののその速度は低下していき、また、世界の大需要国である中国については、食糧の充足段階へ到達しているとして、今後の需要拡大速度は低下し、生産もこれに見合って推移していくことができるだろうとしている。
FAOの展望をさらに具体的に見れば、耕地面積の増加には限界があるとしている。
今後の生産増加の7割は生産性の向上によるとし、具体的には、高収穫品種の採用、複合栽培化、休耕期間の短期化などを要因として掲げている。|
参考文献等 情報源 FAO; World agriculture:towards 2015/2030(Summary report) 2002 |
(Nov.29,2002.)