急激に拡大する中国の炭酸ガス排出
中国は高い経済成長の中で、エネルギー消費量を急速に拡大しており、これに伴って、炭酸ガスの排出量は急速に拡大している。
例えば、2000年から2004年までの排出量の変化については、中国で18%増であり、世界全体で12%増、日本は8%増となっている。
京都議定書の基準年である1990年と2004年を比較すると、中国は110%の増加となっており、アジアの発展途上国とともに高い伸びであり、世界全体の増加の中で特に高い寄与度となっている。
日本は、24.4%であるが、京都議定書の目標は▲6%である。
これに対して、京都議定書に参加していないアメリカは17.9%であった。
また、ヨーロッパの先進国は一層低い伸びとなっている。さらに、東欧・旧ソ連の諸国は、1990年比ではマイナスとなっている。
ちなみに、世界全体での人口一人当たり年間炭素排出量は、1.16tであった。
これに対して、中国は0.99tで若干低いが、急速に増加しているとともに人口規模が大きく、世界全体の排出量の動向に大きく影響している。
一方、日本は2.7tであり、概ね西欧の先進国並みとなっている。
ちなみに、アメリカ、オーストラリアは5tを越えている。
(統計データ)
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(Aug.11,2006.)