記載が不十分な部分も多いのですが、取り敢えず掲載いたします。

第3章 新たな共生への道

趣旨
 先進国グループにとって、離陸してくる途上国を受け入れ共生を図っていく必要がある。中でも、中国については、まさに急速に離陸しつつあり、さらに規模が極めて大きいため、世界全体に大きな影響を及ぼしつつある。今後、いかに共生していくかは、各国にとって大きな課題となっている。

 この課題への対応には、幾つかの異なった性格のものが含まれる。
 まず、貿易・投資等を通じて影響を及ぼしあい、その中で、産業の調整が起こっている。
 自由貿易体制の中であっても、食糧、エネルギー等については、世界市場の混乱の可能性があり、各国なりの危機管理が求められる。
 さらに、環境問題等で国境を超えて、影響し合う課題については、積極的な国際的調整が必要となる。
 また、離陸困難な途上国に対しては、それなりの支援をしていくことが求められている。

 これらの課題について、安定した自立を当然の前提としつつ、自らの危機管理をし、かつ尊厳ある行動をいかに取っていくかが課題となっているといえよう。

次ページ

→参考 中国の成長にともなう世界経済への影響


第1節 市場原理による共生
―雁行型発展から競合型発展へ―

1.雁行型発展の進化

2.企業行動としての利益追求
―バリューチェーンの中での立地選択――

3.地域社会としての産業の生き残り
―産業クラスターの形成―


第2節 各国の危機管理による共生

1.自由貿易と危機管理

2.食糧の確保

3.エネルギー安全保障(仮)


第3節 国際的危機管理による共生

1.環境問題の広がり

2.地球環境問題

3.国際環境問題


第4節 人道的支援による共生

1 困難な離陸

2 国際社会での対応



次ページ
トップページ

(Dec.04,2003.)