| 申請者 |
事業の名称 |
事業の概要 |
| 2008年度(平成20年度) |
| 野口 順子 |
ワスレグサ属植物の進化プロセスと適応進化 |
北東アジアに分布するワスレグサ属植物の変遷史と進化、そしてそれに伴って起こった適応進化について明らかにする。本研究では、18年度にシベリア極東地域で野外調査と収集を行った植物材料に関してDNA解析を行い、この属の植物の起源初期の進化プロセスと適応進化について解明する。その結果から、これらの植物群に及ぼした日本海の影響に関して推察する。 |
富山伝統的食文化研究会 会長 田中 晋 |
魚食文化調査研究事業 |
中近世の富山県において発達した伝統的食文化を調査研究し、その記録保存のための出版や電子データの作成を目的とする。特に魚食文化を中心的な対象とし、富山県内の調査と日本海沿海各県の資料収集にも努める。最終的に、レシピの作成と復元も試みるとともに、総合報告書を出版する。 |
| 鳥山 成一 |
立山等における東アジア由来の大気汚染物質等の把握 |
中国等の東アジアの産業活動活発化に伴い、酸性雨や黄砂のみならず有害大気汚染物質についてもその飛来が予想されている。地表の影響を受けず測定に適した標高2,450mの立山室堂において、有害大気汚染物質を測定し、東アジアからの影響を調べる。 |
| 中村 由克 |
先史時代における『日本海文化』成立にかかわる石器石材環境の基礎的研究 |
日本海沿岸を中心とした文化圏が誕生した旧石器時代には、北陸地方を中心とした日本海沿岸地域に独自の石器文化が発達したことが知られている。これらの石器文化は、特定の石材を主要な材料として選択している。そこで本研究では、原産地の分布が限定される緻密な安山岩の現地調査(福井・石川・富山・新潟・長野)により、石器の種類の鑑定、原産地の特定を行うことで、当時の人類の移動経路及び地域文化成立の要因を解明することを目的とする。 |
| 龍 世祥 |
環日本海地域における共通価値とその創出メカニズムに関する研究 |
グローバル化に伴って地域統合が進んでいる。そこから普遍的共通価値と地域的共通価値の存在性が証明できる。環日本海地域を対象として、この地域的共通価値及びその創出メカニズムを、自然・人間・経済を統合した循環社会の視点から福祉価値、経済価値と自然価値の三次元価値空間において把握し、探求する。 |
富山県立海洋高等学校海洋クラブ潜水係
代表 福光 義明 |
滑川高月海岸におけるアマモ定植活動 |
富山湾は生物層の豊かな海として知られているが、滑川市高月海域においては、年々藻場の減少が進行している。中でも海水浄化作用があるアマモについては、平成16年を最後に当該海域から姿を消した。氷見市では広範囲に生息しているアマモの環境と高月海域の環境を比較し、生息条件について考察するとともに、高月海域での定植活動を行い、アマモによる環境の浄化と豊かな海づくり、漁獲量の向上を目指す。 |
| 岡本 勝規 |
中古車輸出販売業の振興に向けた港湾施設整備に関する調査 |
現在、伏木富山港周辺にはロシア人を顧客とする多くのパキスタン人中古車業者が集積している。彼らの経済活動はかなりの規模を持っており、既に無視できない存在である一方、地域住民との摩擦も生じている。本研究では、パキスタン人中古車事業を地域にとって重要な地場産業、港湾にとって重要な荷主と捉え、彼らの経済活動を港湾物流政策の中に取り込むことを企図する。具体的には、先進地域の港湾(ドバイ、ウラジオストク)を現地調査し、伏木富山港の港湾振興計画に役立てたい。 |
金沢大学日本海貝形虫進化研究グループ
代表 森下 知晃 |
貝形虫の日本海環境への適応と環境変動モニタリングのための基礎データ採取 |
貝形虫は、二枚貝の石灰質の殻を持ち、古い地質時代にも豊富な化石記録を残し、現在も多様化、繁栄している生物の一つである。本研究では、能登半島沖での定点調査(夏・秋・冬)を通して、日本海という環境変動の激しい地域での貝形虫の環境適応を明らかにし、日本海の過去から現在までの環境変動(そして将来の環境変動)を明らかにするための基礎データを採取する。 |
古沢校下ふるさとづくり推進協議会
会長 村藤 政雄 |
『海を越えての交流−杉谷四号墳と四隅突出墳−』(仮題)の出版事業 |
富山市域では、北陸と山陰地域との日本海交流を具体的に示す「杉谷四号墳」を始めとした四隅突出墳が多数発見されている。このため、解説書『海を越えての交流−杉谷四号墳と四隅突出墳−』を制作し、見学者や住民に配布のうえ、その意義について啓蒙普及を図りたい。 |
食育研究会いただきます!
代表 澤井 保子 |
環日本海の恵みの大切さを考える食(魚)育事業 |
親子の参加を募り、ワークショップや料理教室を行う食育・魚育フェスタを開催する。それにより、環日本海(富山湾)の恵みの大切さ、及びそれを守るために実行することを、親子で考えるきっかけとする。 |
特定非営利活動法人 日本文化交流センター日本海民族音楽研究会
代表 中山 妙子 |
日本海地域の民族音楽研究 |
未来への社会貢献ができる芸術家の育成を目的とし、日本海地域諸国の民族音楽が歴史に果たした役割変遷を研究調査、及び民族音楽セラピー&地域活性化事業の現状分析を行う。研究成果は報告書にまとめるほか、発掘音楽の演奏披露コンサートも開催する。 |
| 2007年度(平成19年度) |
和船建造技術を後世に伝える会
代表 番匠 光昭 |
和船とその建造技術保存・研究事業 |
廃絶が危惧される和船建造技術を後世に伝承するため、氷見市内に残存する木造船の状況把握、収集、記録保存するとともに、和船の建造技術の資料を収集し記録する。 |
富山伝統的食文化研究会
会長 田中 晋 |
魚食文化調査研究事業 |
中近世の富山県において発達した伝統的食文化を調査研究し、その記録保存のための出版や電子データの作成を目的とする。特に魚食文化を中心的な対象とし、富山県内の調査と日本海沿海各県の資料収集にも努める。最終的に、レシピの作成と復元も試みる。 |
| 大塚 和義 |
環日本海における先史時代の岩画の研究 |
環日本海沿岸には、先史時代の岩に刻んだ人間、鳥獣や魚類、家屋、船など多様なモチーフの岩画が多数存在する。日本の北海道西海岸にも2箇所に岩画群があり、それらは弥生時代の銅鐸や木器の彫刻画像と共通の描き方である。環日本海のほぼ半分を占める北部地域での調査を行うことで日本海を環状に取り巻く岩画モチーフのデータ集積を完了し、当該地域の岩画のもつ意味とモチーフの類似にみられる交流、生態系の変化等を総合的に解明する。 |
| 天野 和孝 |
『日本海の生物相の変遷と環境変動』に関するシンポジウム特集号の出版と普及 |
平成18年度に行われたシンポジウム『日本海の生物相の変遷と環境変動』の特集号を出版し、それをもとにした普及活動を企画する。 |
| 山本 充 |
北陸地方における鳥猟文化の変遷に関する研究 |
富山県と石川県および岐阜県の山間部にかけて、シベリアから日本海を渡ってくるツグミ等の小型の渡り鳥を網などで捕獲し、それを食することが行われていた。戦後、この鳥猟の禁止措置に伴って、鳥猟の技術や捕獲した鳥の加工方法など鳥猟文化は消失しつつある。残存する資料の収集と経験者からのインタビューにより、北陸地方における鳥猟文化とその時代的変遷を復元する。 |
| 山本 麻希 |
オオミズナギドリの繁殖生態を指標とした日本海の海洋環境モニタリング |
広範囲を機動的に動き回って餌をとる海鳥類の生態は、海洋生態系の健全性を表す指標として注目され、世界的には研究が進められつつあるが、我が国での研究は遅れている。日本海の離島で繁殖する海鳥であるオオミズナギドリの繁殖生態を調べることで、日本海の海洋生態系の変動をモニターすることを目的とする。 |
| 大久保 弘 |
能登半島地震被災地を中心とした日本海側の第三紀層地すべり地帯および周辺の地球科学的研究 |
能登半島地震被災地域は、輪島市・門前町両地域をはじめとして、代表的な第三紀層地すべり多発地帯が分布している。わが国の地すべり研究では対策工学的な研究が圧倒的である中、本研究では、地すべりを多発させる地域の地層の堆積環境を重点的に研究し、地すべりの多発と堆積環境の関係を明らかにすることを目的とする。 |
「海の悠・遊・友」創造委員会 代表 金川 尚子 |
海の環境と共生を学ぶ事業 |
海浜のボランティア清掃を通じ、海辺の地域住民の環境美化・ボランティア意識の向上を図る。また日本海(富山湾)の自然環境との共生をテーマとしたシンポジウムやコンサートを、氷見市・射水市・南砺市においてそれぞれ開催する。 |
| 清水 英行 |
漂着物(生物・化石・砂)と海洋(気象・波・風・渚)調査 |
松田江浜2km区間の渚を週あたり3日程度(朝・夕2回)調査し、海洋漂着生物を採集し、海洋生物の生息を推測する。また、漂着物が発見される日の気象と砂浜の状態を観察する。こうした活動を、将来的に児童の総合学習活動に位置付けることを目指す。 |
桜町石斧の会 会長 山本 護 |
「翡翠と蛇紋岩を求めて〜縄文丸木舟日本海をゆく」航海記録出版事業 |
丸木舟による日本海の交易ルートを実証するため平成18年8月に行われた、「翡翠と蛇紋岩を求めて〜縄文丸木舟日本海をゆく」事業の航海の足跡を、記録誌にまとめ出版することによって、日本海を舞台に繰り広げられた「生きた感動」を伝え、「日本海学」への関心を高める一助とする。 |
| 鳥山 成一 |
立山等における東アジア由来の大気汚染物質等の把握 |
中国等の東アジアの産業活動活発化に伴い、酸性雨や黄砂のみならず有害大気汚染物質についてもその飛来が予想されている。地表の影響を受けず測定に適した標高2,450mの立山室堂において、有害大気汚染物質を測定し、東アジアからの影響を調べる。 |
環日本海域炭素循環研究会 会長 丁子 哲治 |
環日本海域の土壌・陸水相互作用による炭酸ガス吸収量の評価 |
地球温暖化現象の将来予測を行うことは環日本海地域においても重要である。これまで、大気中の炭酸ガスの吸収量は森林が主で、土壌による吸収は考慮されてこなかった。そこで、土壌と陸水の相互作用による、環日本海地域の土壌を通した炭酸ガス吸収ポテンシャルの評価を行い、温室効果ガスの将来予測を試みる。 |
| 2006年度(平成18年度) |
和船建造技術を後世に伝える会 代表 番匠 光昭 |
和船とその建造技術保存・研究事業 |
廃絶が危惧される和船建造技術を後世に伝承するため、氷見市内に残存する木造船の状況把握、収集、記録保存するとともに、和船の建造技術の資料を収集し記録する。 |
| 板木 拓也 |
完新世(過去1万2千年間)における日本海の深層水循環の変動に関する研究 |
未だ十分に解明されていない1万2千年前以降の日本海の深海環境を堆積物中のプランクトン化石(放散虫)から復元する。 |
日本海北前ロマン回廊構想実行委員会 会長 馬場 是久 |
北前ゆかりの地手作りマップ作成事業(伏木地区) |
かつて北前船の基地・寄港地として栄えた県内各地の港町に残る、北前船ゆかりの歴史・文化を伝える遺産は、近年急速に失われつつある。これらの港町に暮らす地域の住民に、地図作りを通してその真価を再認識してもらい、これらの遺産の保全と地域の再生につなげる。 |
| 天野 和孝 |
本州日本海沿岸地域における新生代貝化石群と古環境 |
富山市八尾町、新潟県佐渡島、秋田県秋田市周辺より産出する貝化石を検討し、新生代後半における日本海の古環境変動と貝類の分布や絶滅の関係を明らかにする。 |
| 楠井 隆史 |
二枚貝を用いた日本海の海洋モニタリング手法の開発と検証 |
人工化学物質などによる日本海の海洋汚染を防ぐために、ムラサキイガイを用いた沿岸環境モニタリング手法を開発し、富山湾での実証実験を実施し、環日本海諸国と共同で用いる標準手法として確立することを目的とする。 |
富山伝統的食文化研究会 会長 田中 晋 |
魚食文化調査研究事業 |
中近世の富山県において発達した伝統食文化を調査研究し、その記録保存のための出版や電子データの作成を目的とする。特に魚食文化を中心的な対象とし、富山県内の調査と日本海沿岸各県の資料収集にもつとめる。最終的にレシピの作成と復元を試みる。 |
| 高成 玲子 |
富山県お雇外国人教師C.L.ブラウネルの研究 |
富山県初のお雇外国人C.L.ブラウネルの活動を調査し、その著書『日本の心』の翻訳を通して富山における英学の発達を明らかにするとともに、富山の英学が日本全体あるいは当時の世界情勢とどのようなかかわりがあるのかを検証する。 |
金沢大学大学院自然科学研究科 代表 田崎 和江 |
シンポジウム”ナホトカ号重油流出事故から10年「我々は何を学んだか?」” |
ロシア船籍タンカー「ナホトカ号」の大規模重油流出事故(「ナホトカ号事件」)に直面した地域住民・自治体及び科学者・ボランティアが学んだことを社会科学と自然科学の両視点から振り返り、「ナホトカ号事件」の教訓を未来に残す。 |
| 野口 順子 |
北東アジアの植物の適応と進化、ワスレグサ属植物からみる |
ワスレグサ属植物が起源した地域と推察されるシベリア極東地域において、この属の植物の適応進化に関連すると考えられる開花習性特性、花の形質、その他の外部形質、生息地に関して野外調査を行い、この属の植物の原始形質状態と、北東アジアにおける植物の変遷史を推察する。
|
| 葭田 隆治 |
中国内陸部におけるヨード欠乏症対策支援のための廃棄昆布資源の活用に関する研究 |
富山県名産である昆布巻カマボコの製造過程で出る高級昆布の切れ端は用途が極めて少なく、廃棄物として処理される場合が多い。この昆布資源の有効利用をはかるため、その乾燥微粉末を含有する菓子類を製造し、中国内陸部のヨード欠乏症の軽減に役立てる。 |
| 大塚 和義 |
環日本海における先史時代の岩画の研究 |
環日本海沿岸には先史時代の岩に刻んだ人間、獣、魚、家畜、構造物などの多様なモチーフの岩画が多数残っており、日本の弥生時代の銅鐸画や木器に彫刻された画と共通性を持っている。韓国東海岸の川前里及び大谷理の岩画を調査することによって、環日本海の先史時代における交流と生態系の変化を解明する。 |
| 2005年度(平成17年度) |
日本海北前ロマン回廊構想
実行委員会副会長
松下ナミ子 |
「とやまの北前船」普及啓発事業 |
失われゆく北前船の歴史的な遺産を遺構調査により明らかにし、DVDジュニア版「とやまの北前船」を制作配布して富山県の次世代を担う子どもたちに郷土の歴史と文化を認識させる。 |
「氷見古墳フォーラム(仮称)」
準備員会代表準備員 鈴木景二 |
「氷見古墳フォーラム(仮称)」開催事業 |
富山県内の大学、研究機関及び博物館の有志、ボランティアからなる実行委員会を設立し、県民を対象にした「氷見古墳フォーラム(仮称)」を開催する。 |
和船建造技術を後世に伝える会
代表 番匠光昭 |
和船とその建造技術保存・研究事業 |
廃絶が危惧される和船建造技術を後世に伝承するため、氷見市内に残存する木造船の状況把握、収集、記録保存するとともに、和船の建造技術の資料を収集し記録する。 |
| 渡辺幸一 |
越境大気汚染や地殻起源物質が北陸地方の大気環境へ与える影響の評価 |
日本海沿岸に位置し大陸起源物質の影響を大きく受けていると考えられる富山県内において、雲水、降水、エアロゾルや微量気体成分の測定や解析を行い、その影響について評価する。 |
特定非営利活動法人環・日本海
理事長 清家彰敏 |
環・日本海国際フォーラム開催事業完新世(過去1万2千年間)における日本海の深層水循環の変動に関する研究 |
「環日本海地域の自然環境、交流、文化、危機と共生から」をテーマに環・日本海文化講演シンポジウムを富山と東京において6回開催する。 |
| 板木拓也 |
完新世(過去1万2千年間)における日本海の深層水循環の変動に関する研究 |
未だ十分に解明されていない1万2千年前以降の日本海の深海環境を堆積物中のプランクトン化石(放散虫)から復元する。 |
| 佐藤 卓 |
日本海側地域における温度環境と植物の適応 |
日本海を囲む地域に分布する典型的な森林群落の温度環境を計測し、日本海要素植物の環境に対する適応現象を考察するための温度環境を明らかにする。 |
環日本海域小学校授業研究会
代表 雨宮洋司 |
環日本海地域(4カ国)の小学校授業研究会を通した共生社会の模索 |
ウラジオストクと富山の小学校で、相互に相手国に出向いて授業と授業研究会を行うとともに、環日本海地域の小学校現場での3年間にわたる教育交流の実践を総括して、小学校教育の段階における国際理解教育のプログラムとしてまとめる。 |
中世岩瀬湊調査研究グループ
代表 奥村 奨 |
海中から中世岩瀬湊を探る |
前年度に富山市四方漁港沖で発見した大礫の周辺を中心に水中ソナー探査、水中カメラ調査、潜水調査を実施するとともに、その大礫の一部を引き揚げて詳細な分析・調査を実施し、「越中岩瀬湊」の痕跡を検証する。 |
| 2004年度(平成16年度) |
| 内田満夫 |
富山県における花粉症発生率の地域差と環境要因の統計学的モデル化 |
富山県全域を対象地域とし、花粉症に影響する様々な因子を生活習慣と環境面とに分けて、その関連を調査した。 |
| 板木拓也 |
完新世(過去1万2千年間)における日本海の深層水循環の変動に関する研究 |
未だ十分に解明されていない1万2千年前以降の日本海の深海環境を堆積物中のプランクトン化石(放散虫)から復元するため、堆積物の年代測定、放散中化石の顕微鏡観察を行った。 |
富山大学東アジア研究班 代表 佐藤幸男 |
激動する北朝鮮の行方とユーラシア危機連鎖に関する研究 |
北東アジア最大の不安定要因である、北朝鮮の情勢に関して、国際関係と国際経済の両面から中国、韓国及び台湾の研究者と意見交換し、将来を展望した。 |
「ケータイで環日本海をつなごう」産学官研究共同体(仮称) 代表 唐 政 |
「ケータイで環日本海をつなごう」産学官研究共同体の設立及び運営 |
「ケータイで環日本海をつなごう」産学官研究共同体を設立し、業界初の中国語メールシステムを日本の携帯電話に搭載、商用化して在日中国人のおよそ1割が使用するに至ったほか、携帯電話翻訳システムなどの共同研究が進行中。 |
日中学際環境協力シンポ実行委員会 代表 白山 肇 |
「海洋環境に関する日中学際環境協力シンポ」―空から日本海の自然を探る― |
大学・自治体・民間の3つの機関が協力して、環日本海の環境保全に対する日中間の強固な信頼関係を構築することを目的として、シンポジウムを開催した。 |
特定非営利活動法人 環・日本海 理事長 清家彰敏 |
環・日本海国際フォーラム開催事業 |
日中産学官交流機構と共催で「21世紀の危機 環境・食料・水 ― 日中は危機を乗り越えられるか ―」をテーマに東京においてシンポジウムを開催した。 |
| 小松美英子 |
日本海深部における無脊椎動物の繁殖に関する研究
特に、胃内保育性ヒトデと寄生虫について |
従来唯一オーストラリアのヒトデにみられた稚ヒトデの胃内保育を、富山湾に生息するヒトデのウスモミジガイの雌雄で確認し、さらに、その保育する稚ヒトデには他種のヒトデ(スナイトマキ)も含まれるという未報告の新事実が確認された。 |
| 高岡 徹 |
「文禄・慶長の役と北陸大名―肥前名護屋陣と熊川倭城を中心に―」に関する調査研究 |
文禄・慶長の役の際の佐賀県名護屋の陣跡を実地調査して縄張図を復元するとともに、文献資料等の分析により、当時の北陸大名の状況を調査した。 |
| 佐藤 卓 |
日本海側地域における温度環境と植物の適応 |
日本海を囲む地域に分布する典型的な森林群落の温度環境を計測し、日本海要素植物の環境に対する適応現象を考察するため、前年度設置した温度ロガーの保守や現地調査を実施した。 |
中世岩瀬湊調査研究グループ 代表 奥村 奨 |
海中から中世岩瀬湊を探る |
四方漁港沖や西岩瀬八重津浜〜神通川河口沖で水中ソナー探査、水中カメラ調査、潜水調査を実施し、構造物とおぼしき大礫を発見するととともに、採集した小礫の鑑定を実施した。 |
環日本海域小学校授業研究会 代表 雨宮洋司 |
環日本海地域(4カ国)の小学校授業研究会を通した共生社会の模索 |
中国大連の小学校と富山市内の小学校の教員を相互に派遣し、双方の子供たちに授業を行った後、意見交換、教育懇談会を実施した。 |
| 2003年度(平成15年度) |
| 麻柄一志 |
後期旧石器時代初頭における日本海沿岸地域の研究 |
日本列島への人類の拡散は後期旧石器時代初頭(約35,000年前)と考えられているが、日本海側と太平洋側ではその当初から石器文化に違いが認められる。日本各地で出土する後期旧石器時代初頭の石器群の分析を通して、日本海沿岸地域の石器群の特徴を明らかにし、その背景を文化的及び生態学的に探る。 |
| 小松美英子 |
日本海深海部における無脊椎動物の繁殖に関する研究:
特に胃内保育性ヒトデと寄生虫について |
富山湾の200メートル以深の冷水域に生息するヒトデであるウスモミジガイが胃内保育性であることを証明する。また、その体腔内に生息する寄生虫との関連性を明らかにし、これら2脊椎動物のライフサイクルを解明する。 |
| 高岡徹 |
「文禄・慶長の役と北陸大名 ―肥前名護屋陣と熊川倭城を中心に―」に関する研究 |
文禄・慶長の役における北陸大名の関わりを文献資料の上で収集、佐賀県名護屋に設けられた主要北陸大名の陣屋跡の実態調査、韓国慶尚南道で上杉氏が築いた倭城跡の実態調査により、16世紀末における北陸と北部九州、朝鮮半島をめぐる環日本海地域の歴史の一端を明らかにする。 |
| 佐藤卓 |
日本海側地域における温度環境と植物の適応 |
日本海を囲む地域に分布する典型的な森林群落の温度環境を計測し、日本海要素植物の環境に対する適応現象を考察するための温度環境を明らかにする。
これまで、植物群落の温度環境の測定はほとんど行われていない。暖かさの指数の算出は主に、気象台の平年値と標高差を温度補正した値を用いており、個々の植物がどのような温度環境で生活しているかを理解するためには不十分であることが明らかになってきている。 |
時空界
代表 石丸昭榮 |
古地図のアーカイブおよび古地図による環日本海の歴史変遷の調査 |
環日本海地域に関する古地図をデジタルアーカイブ化する。
現在、環日本海の地図として通称「逆さ地図」が広まっているが、過去江戸時代、明治時代頃にも同様の形態の地図がある。過去の地図を見ることで地理状況や地名といった情報だけでなく、当時の地域状況や生活文化といった情報も入手できる。 |
中世岩瀬湊研究グループ
代表 奥村奨 |
海中から中世岩瀬湊を探る |
富山市四方・打出・岩瀬沖の海中探査により、中世に存在したとされる三津七湊のひとつ「越中岩瀬湊」の港町の痕跡の手がかりを得る。この港町を明らかすることは、中世における日本海海上交通の様子を探る上で重要なポイントとなる。
越中岩瀬湊の所在については、文献史学の成果では疑問視されるかもしくは海岸侵食により海中に没したとされているが、現在まで海底の痕跡を探査して確認されたことはなく、初の海中探査となる。 |
環日本海域小学校授業研究会
代表 雨宮洋司 |
環日本海(4ヵ国)の小学校授業研究会を通した共生社会の模索 |
環日本海地域の人的交流を無理のない状態で、小学校の現場でどのように展開するのかがよいか、その具体的プログラム作りを実践を通して検討する。
大連、ソウル、ウラジオストクにある小学校の先生を招いき、当地で実際に授業を実施してもらい、その後、日本から相手国の小学校に出向いて授業を実践し、それぞれの場で授業研究会を行う。 |
富山大学人文学部
日本海学研究グループ
代表 中井精一 |
『日本海:東アジアの地中海』の出版事業 |
西洋・中東文明史に関する研究上、地中海の果たした役割がつとに強調され重視されるのに比較して、日本海が東アジアの歴史的・文化的展開に対して与えた影響と役割については、十分に研究され評価されているとはいえない。
これまで未開拓であった日本海が東アジア史上に果たした役割についての2年間の共同研究の報告書を作成する。 |
環・日本海
代表 清家彰敏 |
日本海学啓蒙普及事業 |
講演会の開催、小冊子の作成などにより、文化、社会教育の推進を図り、日本海学の啓蒙普及を目的とする。 |