日本海学講座
第1回 「県政バスで学ぶ富山湾沿岸の文化と自然」
2003年度 日本海学講座
2003年5月16日
県政バスで富山湾沿岸の施設を周り、富山湾沿岸の多様な文化と自然について学ぶ講座です。
これまでに、訪れたことがある施設も、日本海学の切り口から改めて説明を聞くことで、日頃何気なく見ている風景や富山の豊かな文化、自然の見方が、新鮮に生まれ変わりました。
概要 | |
講師 | 見学施設職員 |
日時 | 5月16日(金)8:40~16:30 |
見学施設 |
県環境科学センター、富山市民俗民芸村、森家、岩瀬カナル会館、 エコ・タウン、県水産試験場、ほたるいかミュージアム |
集合解散場所 | 県庁正面 |
参加者数 | 40名 |
費用 | 施設見学料 890円 |
・富山県環境科学センター
(小杉町中太閤山17-1)
tel:0766(56)2835
普段みることのできない研究施設の活動について説明を受けた。環境省が設置し、(財)環日本海環境協力センター(NPEC)が管理運営する、海表面水温や濁度などを計測する「環日本海海洋環境ウォッチシステム」など、施設内を見学。
・富山市民俗民芸村
(富山市安養坊1118-1)
tel:076(433)8270
(管理センター)
富山市売薬資料館では、常設展示、旧密田家土蔵1階展示室での企画展示「売薬版画で見る幕末・明治」を見学。兼子学芸員による展示解説を受けた。
富山市民俗資料館では、昔なつかしい民具に思いを寄せた。
・旧森家住宅
(富山市安養坊1118-1)
tel:076(433)8270
(管理センター)
明治11年に建築され、平成6年に国の重要文化財に指定された北前船回船問屋「森家」を、館長の米田さんの案内で見学。「通り庭」など当時のたたずまいを残している建物の造りや生活に使用された数々の展示品に、歴史の重みを体感した。
・岩瀬カナル会館
(富山市岩瀬天神町48)
tel:076(438)8446
館内に展示されている地元北前船関係の資料、岩瀬曳山山車模型やガラス工芸品等を大浦事務局長の案内で見学後、昼食休憩。物産展示販売所で地元特産品をお土産に買う受講者の姿も。
・富山市エコタウン(エコ産業団地)
(富山市海岸通字松浦町地内)
tel:076(443)2053
(富山市環境部環境政策課)
地域内循環を目指し、あらゆる廃棄物をゼロにするため、自動車リサイクル施設、木質系廃棄物リサイクル施設などの、建設中のリサイクル施設に立ち寄り、外観した。
・富山県水産試験場
(滑川市高塚364)
tel:076(475)0036
水産試験場の役割、栽培漁業の技術開発、ホタルイカ・トヤマエビの生態、ブリの回遊など、幅広い水産資源や育てる漁業への取組みについて、高松次長より説明を受けた。
・ほたるいかミュージアム
(滑川市中川原410)
tel:076(476)9300
取締役・企画研究部長の奈倉さんよりホタルイカについて説明を受けた後、館内を見学し、ライブシアターでは実際にホタルイカを手にとって発光を観察した。