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ジュニア版「日本海読本」 ―日本海から人類の未来へ―

総監:伊東俊太郎 東京大学名誉教授
企画:富山県国際・日本海政策課
   日本海学推進機構
発行:株式会社 角川学芸出版
発売:株式会社 角川書店
発刊:2004年3月30日

価格:1365円


目次

はじめに

第1章 東アジアの中庭―日本海
   水の惑星・地球の誕生
   生命を生んだ海
   日本海の誕生
   海流でつながる日本海
   気候の変化と日本海
   対馬暖流と日本海を囲むグリーンベルト

第2章 日本海の文化のルーツ
   日本海という呼び名の誕生
   海と森に支えられた文化
   海と共に生きる
   日本海を渡った美
   海の信仰・海の祭り
   漂着者たちによる文化交流

第3章 日本海をめぐる文化交流―昔・今・これから
 第1節 日本海を越えて
   人はなぜ海を渡ったか
   海を渡る技術
   日本海を行き来した船
 第2節 日本海を往来した人たち
   海を越えた先祖たち
   海でつながった縄文文化
   稲を運んだ海の道
   海をはさんで大切にされたヒスイ
   朝鮮半島との深いつながり
   古墳が語る古代の日本海交流
   幻の王国・渤海との交流
   北方との交易と日本海
   北前船交易が支えた日本海の大動脈
   日本海の近代
   環日本海時代への道

第4章 日本海と共にあるために
 第1節 日本海が危ない
   海洋汚染物質は生物にどのような影響をあたえるか
   大気汚染と酸性雨・酸性雪
   生物を守るオゾン層の破壊
   二酸化炭素の増加と地球温暖化
   絶滅が心配される動植物とその保護
   森林の破壊と砂漠化の進行
   深刻化する水問題
   放射能汚染の恐怖
   気象の変動
   環日本海の火山・地震活動
   人口増加にともなうさまざまな危機
 第2節 自然との共生に希望を求めて
   4つの海洋汚染と対策
   大気汚染物質への対策
   水産資源を守る取り組み
   日本海の深層水の利用
   環境にやさしい海洋エネルギーの開発
 第3節 環日本海の人びとのもっと大きな夢を実現するために
   地中海協力、バルト海協力から学ぶ
   日本海の環境を守る協力体制

第5章 日本海から世界へ
手をつなぐ交流海道2000キロ
   青森県、秋田県、山形県、新潟県、
   富山県、石川県、福井県、京都府、
   兵庫県、鳥取県、島根県

参考文献
索引
編集後記