日本海学研究機関等連携事業

第5回 世界自然・野生生物映像祭in富山 特別セミナー


2001年8月23日
富山市民プラザ メインシアター

環日本海の生物多様性-日本海学の視点から-

第1部 基調講演
1.羽仁進(映画監督、JWF選考委員長) 概要
第2部 パネルディスカッション
2.環日本海から、21世紀の新たなパラダイムの創出 概要

1.羽仁進氏 基調講演

 生物の多様性ということが非常にはっきりしてくると、小さな生き物も実におもしろいということがわかってきた。
 実は生物の多様性ということが、生命の多様性ということを表している。
 ほかの生物は全部実にすばらしいもので、人間の生命というものは自分たちで作り上げてきた文明というものの悪い影響を受けすぎることも、ちょっと問題がある。
 人間という種の中にさえ、多様性がある。
 人間はいろいろな知恵を使って生き延びようとするがゆえに、条件がどんどん悪くなってきても、人間の人口はむしろ増える。

2.環日本海から、21世紀の新たなパラダイムの創出

コーディネーター
パネリスト


海外ゲスト
中井徳太郎
湯浅純孝
佐藤卓
田中晋
李汝建
キム・ユンヤン
(富山県生活環境部長)
(ねいの里館長)
(上市高校教諭)
(富山大学教授)
(中国:大連TVプロデューサー)
(韓国:MBCプデューサー)
ロシア沿海地方との渡り鳥に関する共同調査について

 日本には渡りのルートは、3つのコースが知られている。
 しかし、北陸へ来るコースが不確かなため、ロシアと共同研究を行ってきた。

ゴヨウマツ類の種分化と日本海

 高山帯にあるような植物が北極圏を中心に分布しており、その分化について、日本海を中心に一つ解析してみた。
 日本海ができるときに、ゴヨウマツ類もさまざまな分化を遂げてきたと考えられる。

環日本海地域の淡水魚、タナゴ類の多様性

 かなり古い時代に中国の方から独自に入ってきて、それぞれのところで分化を遂げて多様化した。