日本海学シンポジウム

2007年度 「稲から見つめる環日本海 人・風土・環境」


→詳細内容を掲載しました。(PDF形式)

 

開 催 概 要
主催 富山県、日本海学推進機構
後援 富山県農業協同組合中央会
日時 2007年10月6日(土) 13:30~17:00
場所 タワー111(インテックビル)スカイホール
 (富山市牛島新町5-5 TEL:076-432-1414) 地図
定員 300名(入場無料)
プ ロ グ ラ ム
第1部 基調講演 「イネはどこから来てどこへ行く」
講師 佐藤 洋一郎 総合地球環境学研究所 教授 紹介
第2部パネルディスカッション 「イネと日本海、その持続可能性」
コーディネーター 佐藤 洋一郎 総合地球環境学研究所 教授  
パネリスト 「日本海風土と稲作文化」
 宮口 侗廸 
早稲田大学教育・総合科学学術院教授(文学博士)
紹介
「イネ、水田と食の日本史」
 原田 信男 国士舘大学21世紀アジア学部教授(文学博士)
紹介
「イネと自然、生き物との共生」
 宇根 豊  
NPO法人「農と自然の研究所」代表理事(農学博士)
紹介
「温暖化・気候変動と稲作技術」
 松村 修  中央農業総合研究センター北陸研究センター上席研究員
紹介

 

 

 

 

 

 

 

 

会場場所 : タワー111(インテックビル)


佐藤 洋一郎
(さとう よういちろう)
総合地球環境学研究所教授
1952年生まれ。京都大学大学院農学研究科修了。国立遺伝学研究所研究員、静岡大学農学部助教授などを経て、03年より現職。専攻は植物遺伝学。遺伝研時代に、遺跡から出土した種子などのDNAを分析するDNA考古学を確立。『DNA考古学のすすめ』(丸善ライブラリー)、『稲の日本史』(角川選書)、『里と森の危機(クライシス)』(朝日選書)など著書多数。


宮口 侗廸
(みやぐち としみち)
早稲田大学教育・総合科学学術院教授(文学博士)
1946年生まれ。東京大学理学部地理学科・同大学院博士課程に学ぶ。85年より現職。専攻は社会地理学・地域論。富山市に住んで、地方と東京を見つめる生活を20年以上続ける。『地域づくり-創造への歩み-』(古今書院)、『新・地域を活かす-一地理学者の地域づくり論』(原書房)など著書多数。


原田 信男
(はらだ のぶを)
国士舘大学21世紀アジア学部教授(文学博士)
1949年生まれ。明治大学大学院博士後期課程退学。ウィーン大学日本学研究所客員教授、国際日本文化研究センター客員教授などを歴任し、02年より現職。専攻は日本生活文化史・日本文化論。『江戸の料理史』〈サントリー学芸賞〉(中公新書)、『歴史のなかの米と肉』〈小泉八雲賞〉(平凡社選書)など著書多数。


宇根 豊
(うね ゆたか)
NPO法人「農と自然の研究所」代表理事(農学博士)
1950年生まれ。73年より福岡県農業改良普及員。78年に水田の減農薬運動を提唱、「減農薬」という言葉を全国に広める。2000年に福岡県庁を退職し、「農と自然の研究所」を設立、現在に至る。『国民のための百姓学』〈第21回農業ジャーナリスト賞〉『井上ひさしの農業講座』共著(家の光協会)など著書多数。


松村  修
(まつむら おさむ)
中央農業総合研究センター北陸研究センター上席研究員
1956年生まれ。名古屋大学大学院修士課程修了。農林水産省入省後、水田作付体系や水稲低コスト化などの研究に携わり、97年から旧北陸農業試験場栽培生理研究室長に転任、内部機構改革を経て現在に至る。現在の研究テーマは飼料イネの栽培技術、温暖化条件下での食用水稲の高品質化。