日本海学シンポジウム

2008年度 「森・海・いのちの営みに学ぶ」


→詳細内容を掲載しました。(PDF形式)

 

開 催 概 要
主催 富山県、日本海学推進機構
日時 2008年12月20日(土)  開場13:00(※)  開会13:30~17:00

(※)開場の際、ピアノ演奏による懐かしの日本のメロディで皆様をお迎えします。お早めにご来場ください。
場所 タワー111(インテックビル)スカイホール
 (富山市牛島新町5-5 TEL:076-432-1414) 地図
定員 300名(入場無料)
プ ロ グ ラ ム
13:30~ 特別企画  「日本の四季、日本の心を歌う」
独唱 内山 太一 紹介
ピアノ 内山 節子 紹介
13:40~14:20 第一部 基調講演  「仕事とは何か、そしてどう変わってきたのか」
                     ~山里の暮らしからの考察~
講師 内山 節 哲学者・立教大学大学院教授 紹介
14:40~16:50 第二部 パネルディスカッション 「百年無事に暮らせる仕事のあり方」
                           ~自然・地域・人間の連鎖のなかで~
コーディネーター 内山 節 哲学者・立教大学大学院教授  
パネリスト 大熊 孝 新潟大学名誉教授・河川工学者
 「川の矛盾 -恵み・災い- と技術」
紹介
鬼頭 秀一 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授・環境倫理学者
 「自然・地域・人間をつなげる生物多様性の思想」
紹介
西頭 德三 富山大学長
 「高度差4000mの空間・富山に見る生命の循環」
紹介
浜田 きよ子 高齢生活研究所所長、排泄用具の情報館「むつき」庵代表
「老いに寄りそう仕事」
紹介

 

 

 

 

 

 

会場場所 : タワー111(インテックビル)


内山 節
(うちやま たかし)
哲学者・立教大学大学院教授

1950年東京生まれ。都立新宿高校卒。哲学者。群馬県上野村と東京を往復しながら暮らし、NPO法人森づくりフォーラム代表理事なども務める。『森にかよう道』(新潮社)、『戦争という仕事』(信濃毎日新聞社)、『哲学の冒険』(平凡社)、『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社現代新書)など著書多数。


大熊 孝
(おおくま たかし)
新潟大学名誉教授・河川工学者

1942年生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。74年、新潟大学助手となり、同大学教授も務め、08年3月退官、現在に至る。専門は河川工学、土木史。NPO法人「新潟水辺の会」代表。『利根川治水の変遷と水害』(東京大学出版会)、『洪水と治水の河川史』(平凡社)、『川がつくった川、人がつくった川』(ポプラ社)、『技術にも自治がある』(農山漁村文化協会)など著書多数。


鬼頭 秀一
(きとう しゅういち)
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授・環境倫理学者

1951年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。山口大学助教授、青森公立大学教授などを経て、05年より現職。さまざまな地域を歩きながら環境の理念を現場から立ち上げる仕事をしている。『自然保護を問いなおす』(筑摩書房)、『自然再生のための生物多様性モニタリング』(編著)(東京大学出版会)など著書多数。


西頭 德三
(さいとう とくそう)
富山大学長

1938年生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。農学博士。専攻は農業経済学、水資源経済論、環境経済学。京都大学助手、山口大学助教授、愛媛大学教授、副学長などを経て、03年に高岡短期大学長、05年に富山大学長に就任、現在に至る。『土地改良費用負担論』(大明堂)、『21世紀の資源・環境問題と農林漁業』(農林統計協会)など著書多数。


浜田 きよ子
(はまだ きよこ)
高齢生活研究所所長、排泄用具の情報館「むつき」庵代表

母親の介護をきっかけに、高齢者の暮らしを広げる道具について学ぶ。福祉用具の選び方や使い方を伝える中で、介護に関する相談を受けている。介護に関わる仕事を始めて約20年、この間道具を使う人の声を作る側に届け、用具開発についての助言を行う。『介護をこえて』(NHK出版)、『高齢者が使いやすい日用品』(晶文社出版)、『介護の常識』(講談社)など著書多数。


内山 太一
(うちやま たいち)
バリトン

武蔵野音楽大学声楽科卒、ミュンヘン国立音楽大学声楽科卒。シューベルトの三大歌曲集「美しき水車小屋の娘」、「冬の旅」、「白鳥の歌」等ドイツ歌曲のリサイタルを数多く開催。藤原歌劇団公演のオペラや、ベートーヴェン第九など数多くのコンサートに出演。


内山 節子
(うちやま せつこ)
ピアノ

武蔵野音楽大学ピアノ科卒。シューベルトの三大歌曲集「美しき水車小屋の娘」、「冬の旅」、「白鳥の歌」等ドイツ歌曲のリサイタルをはじめ、オペラ、合唱等、コンサートの伴奏者として数多く出演。