施策名 背景 指定年月日 コンセプト 戦略産業 主な事業
富山・高岡地区新産業都市建設計画 戦後復興から高度経済背長へ、所得倍増政策、重厚長大型産業の発展 1964年4月4日 重化学工業を中心とした大規模な工業地帯の建設及び近代的な農業地帯の形成に加え、理想的な住宅地帯と緑地、完備した都市施設を配した「緑の中の新産業都市」を目指す。 非鉄金属、金属製品、化学、鉄鋼等の重化学工業(指定当時) ・特定重要港湾伏木富山港の整備・工業用水度の整備・富山新港臨海工業用地の造成分譲・富山空港の整備・住宅団地の整備(太閤山、月岡)・高速自動車道の整備
富山テクノポリス開発計画 石油危機以降安定成長期へ、定住構想、加工組立型、知識集約型産業の発展 1984年3月24日 先端技術産業「産」、学術研究機関「学」、住環境「住」を有機的に結合した新しい「まち」づくりであり、先端技術産業の導入と地元企業の技術高度化による内発的振興を同時に促進する。 バイオテクノロジー、メカトロニクス、新素材 (財)富山技術開発財団の設立・富山八尾中核工業団地の造成分譲・小杉流通業務団地の造成分譲・富山大学地域共同研究センターの設置・富山県工業技術センター(中央研究所、機械電子研究所)の整備・富山インダストリアルデザインセンターの設置
富山頭脳立地計画 国際協調型産業構造への転換、交流ネットワーク構想(多極分散型国土の形成)、経済のソフト化・サービス化の進展、技術革新。情報化の進展 1989年3月15日 産業の頭脳部分の集積を促進し、ハイテクとハイタッチの調和のとれた本県産業の高度化を図る。(テクノポリスを側面から支援する役割) 情報サービス業、デザイン業、自然研究所 富山総合情報センターの整備・富山イノベーションパークの造成分譲・富山県産業創造センターの整備(民活法1号施設、リサーチコア)・富山県立大学の開学・富山県人材確保対策本部及びUターンセンターの設置
オフィスアルカディア構想 地方の発展の拠点となるべき都市地域における魅力あふれる就業機会、都市的なにぎわいをはじめしする都市的機能の集約、良好な居住環境の向上 1994年3月16日 地方の自立的成長を牽引し、地方定住の核となるような地方拠点都市地域の一体的な整備を図るとともに、オフィス等の産業業務施設の再配置を行うことを目指す。 オフィス、営業所、研究所等の産業業務施設 富山県産業高度化センターの整備・高岡オフィスパークの整備
基盤的技術産業集積の活性化に関する計画 「ものづくり」を支える基盤的技術を有する企業の集積が近年の経済の多様かつ構造的な変化の影響を受けており、「基盤的技術」の高度化を図る行為を支援し、その活性化を図り地域経済の発展基盤を強化する。 1997年8月29日 本県の「ものざくり」を支える金型、鋳鍛造部品製造などの基盤的技術を有する産業集積について、その特色を生かしながら、技術の高度化、新製品の開発、新分野の開拓などを促進し、本県産業の発展を図る。 一般機械、金属製品、非鉄金属、プラスチック、電気機械等の基盤的技術産業 富山県総合デザインセンターの整備・高岡市デザイン・工芸センターの整備・道路の整備・工業技術センター等の支援機関による研究開発・商品開発支援、産学官等連携支援・企業等が行う技術開発に対する補助、高度化事業に対する低利融資等
新事業創出促進基本構想 本県産業が活力にあふれ発展していくために、テクノポリス計画や頭脳立地計画などの推進により集積された技術、人材等の産業資源を有効に活用し、新事業の創出に取り組む。 1999年3月19日 産業支援機関等のネットワーク化を図り、研究開発から事業化まで一貫して起業家等を支援する総合的なし円体制(ブラットホーム)を整備し、新事業の創出を促進する。
地域産業総合支援事業(プラットホームを整備するためのソフト事業)・ワンストップサービス推進事業・地域資源発掘事業・商品化/事業化可能性調査事業・産業支援人材導入事業・高度技術産業集積地域の活性化
産業クラスター計画・知的クラスター創生事業 地域での科学技術活動とその成果を活用したイノベーションシステムの構築が、地域経済の活性化につながるものとして期待される。
知的創造の拠点たる大学、公的研究機関等を核とし、関連研究機関、研究開発型企業等が集積する研究開発能力の拠点(知的クラスター)の創成を目指す。 とやま医薬バイオクラスター
先端的なバイオ技術を活用した大型共同研究プロジェクトの推進・バイオ分野へのでの県内企業の進出や県外の誘致と連携の促進・バイオ関連の新製品開発・製造のための設備投資に対する融資や民間研究所の立地に対する奨励金の交付・バイオベンチャーを育成するためのバイオ人材育成トレーニングの実施