富山湾60秒シアター

vol.64 水上ライン

富山市の岩瀬地区は中世より港町として栄え、室町時代末に制定された「廻船式目」に三津七湊として名が見えます。江戸時代に入ると北前船の寄港地となり繁栄し、明治時代以降は富山港として国内各地のほか朝鮮半島や中国東北地方との水運拠点となっていました。このため鉄道の駅である富山県と富山港を結ぶ富山岩運河が昭和9年(1934)に開通しました。富岩運河は上流と下流で水面が2mの比高差があるため、富山市中島に中島閘門があります。現在は物流には用いられなくなり、富山駅北の船留りは環水公園として整備され憩いの場となっています。 また、環水公園から岩瀬までは観光航路として水上ラインが運航されています。

解説

  • 富山市の岩瀬地区は中世より港町として栄えました。
  • 昭和9年富山駅と富山港を結ぶ富岩運河が開通されました。
  • 富岩運河は上流と下流で水面2mの比高差あります。富山市中島に中島閘門があります。
  • 今では物流には用いられなくなり、船溜りは環水公園として憩いの場となっている。

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